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情報通信産業革命に貢献する「ビジョン」
チームワークを重視した組織づくりとは?

企業訪問
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マーケティング担当 坂田琢次

ファンドマネジャーやアナリストは、日々企業の経営陣を訪問して取材を重ねています。ニッセイアセットの場合、その数は全体で年間1,600回を超えます。こうした取材を基に業績予想の精度を高めています。
今回は、運用担当の伊藤が「ビジョン」を取材した様子を、マーケティング担当の坂田がレポートします。

「ビジョン」

「世の中の情報通信産業革命に貢献します」という経営理念を掲げ、幅広い情報通信サービスを提供しています。主な事業として、海外渡航者や訪日客にWiFiルーターを貸し出す「グローバルWiFi事業」や、企業にOA機器の調達やウェブサイト制作などのサービスを提供する「情報通信サービス事業」があります。

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東新宿駅近くのビジョン社のオフィスを訪問し、代表取締役の佐野社長にお話をうかがいました。

げんせん投信は、企業の競争力を見極めるため、財務データとして確認できる情報「見える資産」だけでなく、通常はあまり表に出てこない「見えない資産」(経営理念や組織の一体感、顧客からの支持など)に注目します。
伊藤はまず、「見えない資産」の中核であると考える「経営理念」、「企業文化」について質問しました。経営理念は創業時からあるもので、創業者の“情熱”がつまったすべての基点。企業が大きくなっても、その理念が企業文化として根付いているかどうかを確認するためです。

ビジョン社の企業文化を表現するなら、どのようなものがありますか?

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ビジョン 佐野社長

佐野社長「ひとことで表すなら、“チームワーク重視”。組織の一体感が持ち味です。当社は“世の中の情報通信産業革命に貢献します。”を経営理念に掲げていますが、これを一人で実行することはできません。たくさんの仲間が、経営理念を理解した上で、力を出し合うことが大切です。」

これを聞いて伊藤は、経営理念を社内でどのように浸透させているかについても確認しました。
佐野社長「理念が組織に浸透するためには、“大義”があることが大切です。例えば、私たちはスタートアップ企業の顧客を多く持っていますが、品質や価格で彼らを応援し共に成長することに意義があります。会議の場などでは、“やることに大義があるのか?”をいつも問いかけています。」

伊藤「社長のそのような発言があることで、社員も日頃から意識して行動するようになりますね。経営理念に立ち返って議論できることは重要です。社員が理念を理解しているかどうかによって、社員の普段のあらゆる行動に小さな差がでる。それが積もり積もると大きな違いになります。」
次に、同じく重要な「見えない資産」である“社員”についてお聞きしました。

社員が経営理念を共有できるよう、どんな工夫をしていますか?

佐野社長「まず採用の時点で、会社の理念に共感している、マッチしていることを重視して採用を行っています。結果として、離職率が低くなっています。」

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ビジョンの会議室にて

また、冒頭のお話で“経営理念の実現にはチームワークが欠かせない“とありましたが、ビジョン社では成績の評価において、他部署への貢献を高く評価しているとのことでした。

佐野社長「お客様からの注文を、自分で受注しても、紹介した先の別部署で受注しても同じ評価で、ダブルカウントしています。お互いが案件を紹介しやすい構造で、社員同士、何かしてもらったら自分も返そうとギブアンドテイクの意識が高まります。」
伊藤「会社が大きくなるとセクショナリズムが発生しやすくなりますが、評価体系でそれを防ぐ工夫がされていますね。」
佐野社長は組織の一体感を大切にしていて、役員に対しては“派閥を作ったら解雇“というルールまであるそう。

ミーティングを終えてビジョン社を出た伊藤は、社長の組織づくりの緻密さに驚いていました。 「組織資産と人的資産の質が想定以上だった、中長期的な成長に対する確信度を高めることができた」と、興奮気味に話していました。
取材に同行した坂田も、佐野社長のお話をうかがって、「世の中の情報通信産業革命に貢献します」という創業時からの一貫した熱い想いを強く感じることができました。また、その理念が社内にしっかりと浸透している様子が印象的でした。

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右:佐野社長 左:運用担当・伊藤

※上記は、当社が調査対象とする企業の一つをご紹介するものです。特定の銘柄を推奨するものではなく、また当該銘柄の組入れを保証するものではありません。写真はビジョンより許諾を得たうえで掲載しています。

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