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エフピコ

銘柄コード 7947 

業種 化学

スーパーマーケットや食料品店などで使用される食品トレーの専業メーカーとして1962年に創業されたエフピコは、現在、同分野で国内トップシェアを有する会社です。

私がはじめて当社を取材したのは10年以上も前のことですが、創業者の故・小松安弘氏の事業に対する情熱に圧倒されたことをよく憶えています。小松氏は広島県福山市で当社を創業して以来、徹底した顧客第一主義と製品開発力を特徴とする当社をけん引してきました。

私たちがスーパーマーケットなどで購入する食料品には、多岐にわたる用途やデザインの食品トレーが使用されています。もっともよく見るのはPSPと呼ばれるポリスチレン製の白いトレーで、魚や肉などに使用されています。

一方で、お弁当やお総菜のような加工食品向けでは、カラフルで見栄えのよい食品トレーや、そのままレンジで温められるものなどが増えてきています。これらは用途にあった素材と高度なフィルム加工・成形技術によって製造されており、当社が強みを有する領域です。

先月、私は茨城県結城郡にある関東八千代工場と、昨年末に稼働を開始した関東エコペット工場を見学させて頂きました。関東八千代工場では、当社のフィルム製造のキモである二軸延伸の工程や、商品を素早くピッキングして配送する物流システムなどを見せて頂きました。

関東エコペット工場では、当社のもう一つの特徴であるリサイクル事業の工程を見学させて頂きました。当社は1980年にはトレーの回収を開始し、1992年には回収したポリスチレン製の食品トレーをリサイクルし、「エコトレー」として再販する事業を開始しています。

今回見学した関東エコペット工場は、技術的に難しい、ペットボトルの食品トレーへのリサイクルを行っている工場です。現在、国内では年間65万トンものペットボトルがゴミとして回収されているそうですが、当社はこのうち他の工場も含めて年間5万トンを原料として購入し、食品トレー「エコAPET」等として再生しています。

工場ではペットボトルのラベルを剥がし、粉砕、洗浄したものを樹脂に戻し、シートに加工して食品トレーにするまでの全工程が、ほぼ自動化されたラインで行われていました。この新しい関東エコペット工場の総投資額は155億円に及んでおり、当社のリサイクル事業の本気度が伝わってきます。

今ではスーパーマーケットなどで当たり前に見られる食品トレーやペットボトルの回収ボックスですが、これらは当社が30年以上も前から地道にリサイクルの重要性を啓蒙し続けた結果、定着したものです。当社へ取材をしていると「製造者責任」という言葉がよくでてきますが、その言葉には大変な重みがあると感じました。

個食化や高齢化などを背景に中食市場は成長し続けており、食品トレーの市場規模も安定的な拡大を続けています。業界のリーディングカンパニーとして、環境や社会に配慮した製品サイクルの構築をめざす当社の取り組みは、今後とも評価され続けるであろうと考えています。

当社製の食品トレーには外側の底の部分に「エフピコ」という刻印があります。機会がありましたら、ぜひご覧になってみて下さい。

製品例:エコトレー

関東エコペット工場

※写真はエフピコより許諾を得たうえで掲載しています。

株価・営業利益の推移

出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間 株価(折れ線グラフ):2013年3月末~2018年7月末(月次)
営業利益(棒グラフ):2013年度~2017年度(年次)

※上記は、2018年7月末時点の組入銘柄の一つをご紹介するものです。特定の銘柄を推奨するものではなく、また今後の当該銘柄の組入れを保証するものではありません。

基準日:2018年7月末

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

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