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信越化学工業

銘柄コード 4063 

業種 化学

信越化学工業は1926年創業の化学メーカーです。

創業当初は、日本窒素肥料(現チッソ)の一事業部門として、長野県(信州)の水力発電と、新潟県(越後)の石灰石を利用して化学肥料や石灰窒素を生産していました。

戦後になると、豊富な電力を生かした塩化ビニルや半導体向けシリコンウエハーに経営資源を集中し、やがて日本を代表する化学メーカーに成長しました。

現在の当社の礎を築いたのは、著名な経営者である金川社長(現会長)です。金川社長は事業投資を決断するにあたって「長期的に人々の生活を豊かにすることに資するか」「自分たちの改善努力によって世界一のメーカーになれるか」を熟慮するということをよく仰っています。

事実、当社は半導体がまだ黎明期の頃からシリコンウエハーの生産に着手し、世界トップのメーカーであり続けています。住宅・建設に不可欠な素材である塩化ビニルでは、後発組であるにもかかわらず、絶え間のない製造工程の改良によってコスト競争力をつけ、世界シェアトップの企業となりました。

一方で、特許情報などから世界トップレベルの技術を有すると言われている太陽光パネルなどは、現在でも事業化していません。金川社長はそのことを決算説明会などで質問されると「我々が納得できる事業見通しが立てられていない」と、度々述べていました。

このことからも、当社が厳格な規律の下で経営を行い、長期的な観点から価値創造を目指していることがわかります。

1月末に発表された2018年度第三四半期決算では、米中間の貿易政策の対立による景況感の悪化から、多くの製造業の業績に急ブレーキがかかりましたが、当社は引き続き全セグメントで堅調な成長を続けており、あらためて各事業の競争力の高さを確認できる内容となりました。

主力の塩化ビニル事業では、今後原料となるエチレンの内製化がはじまり、競争力は更に高まることが期待されます。シリコンウエハー事業では顧客との長期契約に基づいた値上げが続いており、業績成長の確信度は高まっていると考えています。

この他、シリコーンやセルロースなどの世界シェアトップの各事業でも生産性改善が続いています。当社は歴史的に景気低迷期を迎える度にシェアを上げてきたという経緯があるため、世界経済の先行き不透明感が増すなかでも、相対的に安心感のある銘柄の一つであるといえます。もう一つのトピックとして、当社は近年、株主還元の拡大を検討していることを決算説明会の場で明らかにしています。1月末の決算説明会の場でも斉藤社長から「検討のための検討ではない」と、一歩踏み込んだ発言がありました。

当社は潤沢なキャッシュフローと強靭な財務体質を有しており、投資家からは株主還元の強化を望む声が年々高まっていました。今回の会社側の方針転換は、長期で保有する投資家にとっては歓迎できる動きであると考えています。

◆信越化学工業の製品例

塩化ビニル

塩化ビニル

シリコンウエハー

シリコンウエハー

※写真は信越化学工業より許諾を得たうえで掲載しています。

営業利益の推移

出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間 株価(折れ線グラフ):2013年3月末~2019年2月末(月次)
営業利益(棒グラフ):2013年度~2017年度(年次)

※上記は、2019年2月末時点の組入銘柄の一つをご紹介するものです。特定の銘柄を推奨するものではなく、また今後の当該銘柄の組入れを保証するものではありません。

基準日:2019年2月末

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