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2019年9月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

米中閣僚級協議の10月再開が報じられたことを契機に株価は上昇に転じました。香港の「逃亡犯条例」改正案の撤回やハードブレグジット(イギリスの欧州連合(EU)からの強硬離脱)への警戒感がやや和らいだことなど好材料が相次いだことで、日経平均株価は10日続伸して17日には2万2,000円台を回復しました。月末にかけては、トランプ米大統領の弾劾問題を巡る不透明感や香港の抗議活動、米政権が対中投資の制限を検討しているとの報道などが嫌気され、結局、日経平均株価の月末終値は21,755.84円(前月末比+1,051.47円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,587.80ポイント(前月末比+75.94ポイント)、JPX日経インデッ クス400の月末終値は14,201.08ポイント(前月末比+707.60ポイント)となりました。

業種別では、海運業、非鉄金属、石油・石炭製品、繊維製品、機械などが上昇しましたが、空運業、情報・通信業が下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+5.1%、TOPIXが+5.0%、JPX日経インデックス400が+5.2%となりました。その他指数については、東証2部指数が+1.5%、日経ジャスダック平均が+2.6%、東証マザーズが+4.1%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は10,619円となり、前月末比+374円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+3.65%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+6.04%)を下回りました。

組入銘柄では、スクウェア・エニックス・ホールディングス(情報・通信業)、サンバイオ(医薬品)、カシオ計算機(電気機器)などが堅調に推移する一方で、サイバーエージェント(サービス業)、SCSK(情報・通信業)、メニコン(精密機器)などが軟調に推移しました。

当月の主な売買としては、オリエンタルランド(サービス業)やエフピコ(化学)を全売却しました。一方で住友金属鉱山や、日本軽金属ホールディングス(いずれも非鉄金属)を新規に組入れました。これまで上昇してきた内需の割高株の利益確定を行い、保有比率の低い外需銘柄と入れ替えました。世界経済の先行き不透明感は今後も続くと考え、ファンド全体のセクターの偏りを小幅に調整することを意図しています。

また、国内株式市場に過熱感があり、短期的に調整する可能性が高いと判断し、19日にTOPIX先物を売り建て、株式の実質組入比率を約25%引き下げました。

今後の見通しと運用方針

10月の国内株式市場は、下落するとみています。

先月は、米中貿易交渉において早期にお互いの妥協点が見いだされるとの期待感からリスク選好の動きとなりました。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場予想通りの利下げを行いましたが、景気悪化を未然に防ぐスタンスが確認され、安心材料となりました。

国内株式市場は海外株式市場と同様に、長期金利の上昇に合わせて、出遅れていた割安株の物色が進みましたが、当月末から始まる上期の決算発表において、国内企業の決算内容は市場予想を下回る実績および見通しとなると考えており、再び調整局面に入ると考えています。

今月は先月に引き続き、小型株の動向を注視しています。長く調整してきた小型株の中には将来の業績期待と比べて過度に割安に放置されている銘柄も散見されており、当ファンドで保有する小型株においても、足もとの業績を慎重に確認しながら、再び保有ウェイトを引き上げていくことも検討しています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「社長」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、中長期的に日本株において良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

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