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基準価額 基準価額

2020年4月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

月初は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞が長期化するとの懸念が強まり大きく下落して始まりましたが、国内での緊急事態宣言発令や緊急経済対策、また、原油減産期待や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融支援策の決定等を受けて上昇に転じました。その後は、米経済指標の悪化や原油急落などが警戒されたものの、月末にかけては、日銀の追加の金融緩和や欧米での新規感染者数がピークアウトしたとの見方、さらには米国での治療薬開発の進展等を好感し米国株が上昇基調を強めたことを背景に、日経平均株価は上昇し、月末終値は20,193.69円(前月末比+1,276.68円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,464.03ポイント(前月末比+60.99ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は13,127.34ポイント(前月末比+554.16ポイント)となりました。

業種別では、鉱業、海運業、サービス業、電気機器、機械などが上昇しましたが、空運業、電気・ガス業、パルプ・紙、食料品、陸運業などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+6.7%、TOPIXが+4.3%、JPX日経インデックス400が+4.4%となりました。その他指数については、東証2部指数が+8.6%、日経ジャスダック平均が+7.3%、東証マザーズが+27.6%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は9,979円となり、前月末比+556円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+5.90%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+4.35%)を上回りました。

組入銘柄では、メルカリ(情報・通信業)、住友金属鉱山(非鉄金属)、スプリックス(サービス業)などが堅調に推移する一方で、日本新薬(医薬品)、伊藤忠商事(卸売業)、マツモトキヨシホールディングス(小売業)などが軟調に推移しました。

当月の主な売買はありませんでした。

今後の見通しと運用方針

5月の国内株式市場は下落するとみています。当月の国内株式市場は新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向が世界的に低下していることを受けて、経済活動が早期に再開される期待を織り込み大きく上昇しました。また先進各国にて大規模な金融緩和や事業主への救済措置などが決定したこともポジティブに受け止められました。

一方で、5月は中長期の企業業績を冷静に織り込みはじめ、国内株式市場はふたたび調整すると考えています。足もとで決算発表を行う多くの企業が今期業績を未定や下期回復としていますが、新型コロナウイルスによる経済活動の制限が急に解消されるということは考え難く、企業業績のV字回復に対する期待が低下していくとみています。

運用担当者としましては、引き続きポートフォリオを大きく動かさずに静観を続けています。新型コロナウイルスに起因する実体経済へのマイナスインパクトがどれほど長期化するのか、いつ回復に向かうのかを見通すことは難しいと考えています。こうした状況のなか、保有銘柄の相対的な競争力と成長シナリオは変わっていないため、大きな売買は行っていません。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「社長」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、中長期的に日本株において良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

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