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基準価額 基準価額

2021年3月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

米追加経済対策の成立や円安進行に加えて、米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策を長期間続ける方針を示したことで、米長期金利上昇への過度な警戒感が後退し、上昇しました。その後は、日銀の金融政策の修正や米連邦準備制度理事会(FRB)による大手銀行の資本規制の緩和措置終了、欧州などでの変異ウイルスを含めた新型コロナウイルスの感染拡大等を受けて下落しましたが、新型コロナウイルスのワクチン接種拡大による経済正常化期待等が下値を支え、結局、日経平均株価の月末終値は29,178.80円(前月末比+212.79円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,954.00ポイント(前月末比+89.51ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は17,622.89ポイント(前月末比+751.25ポイント)となりました。

業種別では、海運業、鉄鋼、電気・ガス業、建設業、輸送用機器、ガラス・土石製品などが大きく上昇しましたが、鉱業、陸運業、空運業、その他製品が下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+0.7%、TOPIXが+4.8%、JPX日経インデックス400が+4.5%となりました。その他指数については、東証2部指数が+2.3%、日経ジャスダック平均が+3.7%、東証マザーズが-0.9%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は14,792円となり、前月末比+869円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+6.24%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+5.71%)を上回りました。

組入銘柄では、ウェルスナビ(証券、商品先物取引業)、ベイカレント・コンサルティング(サービス業)などが堅調に推移する一方で、住友金属鉱山(非鉄金属)、日揮ホールディングス(建設業)、日本電産(電気機器)などが軟調に推移しました。

今後の見通しと運用方針

4月の国内株式市場は上昇するとみています。先月の株式相場は引き続き上昇し、底堅く推移しました。米長期金利が上昇(債券価格は下落)し、将来のインフレ懸念が台頭する一方で、ワクチン接種の拡大や、バイデン米大統領が大規模なインフラ投資計画を発表するなど、将来の企業業績の回復への期待が根強くあるためだと考えています。4月もこうした流れが継続するとみており、国内株式市場は底堅く推移する展開を予想しています。

株式市場はこの1年でみると戦後最大の上昇率となりました。このため市場関係者からはバブルを懸念する声が大きくなってきています。当ファンド運用担当者の見方としては、割高感の強かった一部の成長株などに調整が入るなど、株式市場は適度な調整を挟みながら健全に将来の企業業績を織り込んでいるため、現行の株価水準はバブルであるという印象はもっていません。

これまでの株式相場を振り返ると、IT(情報技術)バブルの崩壊、リーマン・ショックなど、定期的に大きな混乱に直面してきましたが、コロナ禍による2020年春先の大きな株価の調整は、リーマン・ショック後の相場の終わりと、新しい相場の開始を示すサインであったとみています。

年初からの国内株式市場は上昇相場、割安株相場であったため、当ファンドにとっては厳しい相場環境でした。そうした逆風のなかでも市場平均以上のリターンをあげた要因は、新規発掘して組み入れた成長株の上昇に支えられたことがあります。つまり株式市場は単純な割安株へのローテーションという動きではなく、すでに新しい相場のなかでの真の成長株の物色を開始していると考えられます。このため当ファンドも、今まで以上に新規銘柄の発掘に努めていきたいと考えています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「社長」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、中長期的に日本株において良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

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