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基準価額 基準価額

2022年3月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

ウクライナ情勢が一段と緊迫化し、ロシアへの経済制裁によるエネルギーなどの資源価格の高騰から世界経済の減速が懸念され、日経平均株価は8日に25,000円割れとなりました。しかしその後は、原油価格の上昇一服やロシアとウクライナの停戦交渉進展への期待、米金融政策を巡る過度な警戒感の後退等から上昇に転じました。22日には日米金利差の拡大で約6年ぶりに1ドル=120円台まで円安が進み、結局、日経平均株価の月末終値は27,821.43円(前月末比+1,294.61円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,946.40ポイント(前月末比+59.47ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は17,557.08ポイント(前月末比+583.91ポイント)となりました。

業種別では、鉱業、卸売業、サービス業、電気機器、保険業などが上昇しましたが、金属製品、繊維製品、食料品、パルプ・紙、建設業などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+4.9%、TOPIXが+3.2%、JPX日経インデックス400が+3.4%となりました。その他指数については、東証2部指数が+1.5%、日経ジャスダック平均が+2.4%、東証マザーズが+8.9%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は14,471円となり、前月末比+489円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+3.50%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+4.30%)を下回りました。

組入銘柄では、伊藤忠商事(卸売業)、日産化学(化学)、住友金属鉱山(非鉄金属)などが堅調に推移する一方で、武蔵精密工業(輸送用機器)、ニトリホールディングス(小売業)、アンビスホールディングス(サービス業)などが軟調に推移しました。

今後の見通しと運用方針

当月の国内株式市場は上昇しました。月前半はウクライナ情勢の悪化を受けて、資源高やインフレリスクを警戒した売りが優勢となりましたが、月後半には米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策がおおむね想定内であったことによる安心感から投資家のリスク選好姿勢が強まり、上昇して終了しました。スタイル別には成長株がやや優勢となり、サイズ別には大型株が選好される一方、小型株は大きく出遅れました。

当月はTOPIX先物の売り建てを行いませんでした。想定を超える資源高や世界的なサプライチェーン(供給網)の停滞によって、一部の保有銘柄の短期業績において悪影響を受ける可能性があると考えています。一方で、当月は米連邦公開市場委員会(FOMC)の通過後に投資家のリスク選好姿勢が強まる可能性が高いと判断し、売り建てを行いませんでした。

4月の国内株式市場は小幅に下落するとみています。上述の想定を超える資源高やインフレリスクによって、4月末から始まる2022年3月期の本決算において弱気のガイダンス(会社側業績予想)が発表される可能性が高く、上値は重いとみています。また、先行きにおいて世界的に景気が減速するリスクも増大していると考えており、現在の株価はやや割高な状態にあると考えています。

4月の運用方針としては、保有銘柄の投資シナリオを確認しつつ、大きな変更は行わない予定です。企業業績や景況感は市場予想から下振れる可能性が高まっていると考えており、外部環境において警戒的に見ています。一方で、当ファンドは経営の執行力や組織の柔軟性、人的資産の競争力等において優れた銘柄群でポートフォリオが構成されているため、相場の調整局面においても超過収益を獲得することができると考えています。また、想定を超えて相場の調整局面が続くと判断する場合には、TOPIX先物の売り建てを行う可能性があります。

当ファンドは企業の内的な競争力を探る独自のリサーチによって、日本株における数少ない成長企業を発掘し、安定的に基準価額を上昇させていくことを目指しています。コロナ禍、地政学リスクの増大、FRBによる金融政策の変更等、事業環境が激変するなかで、環境の変化に素早く対応できる企業と、そうでない企業の差がより大きくなってきています。その差は今後の決算数値によって徐々に明らかとなっていくとみており、当ファンドが保有する銘柄群は、好調な業績によって企業価値を高めていくことができると考えています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「経営トップ」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、日本株において中長期的に良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

【投資信託に関する留意点】

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドには為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。
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