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基準価額 基準価額

2022年8月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

月初は台湾情勢を巡る地政学リスクが高まったものの、堅調な国内企業の決算に加えて米国の景気後退やインフレへの警戒が和らぎ上昇基調となり、日経平均株価は17日に29,000円を上回りました。その後は、欧米の景気悪化懸念や26日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融引き締めへの強い決意を示したことで大きく下落しましたが、結局、日経平均株価の月末終値は28,091.53円(前月末比+289.89円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,963.16ポイント(前月末比+22.85ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は17,679.30ポイント(前月末比+216.70ポイント)となりました。

業種別では、空運業、卸売業、鉱業、非鉄金属、鉄鋼などが上昇しましたが、その他製品、不動産業、サービス業、情報・通信業、その他金融業などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+1.0%、TOPIXが+1.2%、JPX日経インデックス400が+1.2%となりました。その他指数については、東証プライムが+1.2%、東証スタンダードが+2.3%、東証グロースが+3.3%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は13,863円となり、前月末比+123円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+0.90%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+1.21%)を下回りました。

組入銘柄では、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、ファーストリテイリング(いずれも小売業)、武蔵精密工業(輸送用機器)などが堅調に推移する一方で、任天堂(その他製品)、JCRファーマ、日本新薬(いずれも医薬品)などが軟調に推移しました。

今後の見通しと運用方針

当月の国内株式市場は上昇しました。前半はインフレの沈静化を受けて、FRBによる利上げペースが鈍化するという期待が先行し、成長株を買う動きが市場全体を押し上げました。一方、後半にFRBのパウエル議長から引き続き力強いペースでの利上げを継続していくことが示唆されると一転して成長株が売られ、市場全体を押し下げました。スタイル別では成長株や割安株は強弱まちまちでしたが、サイズ別ではこれまで大きく下落していた小型株を中心に買いが続き、相対的に強含みました。

当月はTOPIX先物の売り建てを行いませんでした。上述のように、株式市場は方向感の定まりにくい展開が続いています。一方で、マクロ経済指標は先行指数などが緩やかに低下傾向にあり、景気の先行き見通しは予断を許さない状況であると考えています。今後もマクロ環境を注視しながら、必要と判断した場合にはリスク管理の観点から速やかに売り建てを開始する予定です。

9月の国内株式市場は横ばいから小幅に下落するとみています。世界的なインフレによる消費マインドの低下と景気減速の可能性は払しょくされておらず、米長期金利や為替相場の変動率は高い状態が続いています。株式市場は、悪材料が織り込まれたとして短期的に強含む可能性もありますが、中長期的な景気減速リスクを織り込み、売り圧力が高まる可能性の方が高いと考えています。このため9月の国内株式市場は横ばいから小幅な下落を想定しています。

9月の運用方針としては、保有銘柄の投資シナリオを確認しつつ、大きなポートフォリオの変更は行わない予定です。当ファンドは大きく変化する相場環境に適応するかたちで、これまでに小型株や成長株のウェイトを削減してきており、小型株のウェイトはTOPIXに対して下回っています。ポートフォリオは景況感が悪化するシナリオにおいても、相対的に良好な業績を出せる銘柄が中心となっており、超過収益を獲得できる状態であると考えています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「経営トップ」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、日本株において中長期的に良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

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