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2019年7月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

月初は、米中通商問題の協議継続や追加関税見送りに加えて、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置緩和や円安が好感され大きく上昇して始まりました。その後は、米雇用統計の発表や米連邦準備制度理事会(FRB)の議長証言を控えて、東証一部の売買代金は11営業日連続で2兆円を割り込み、方向感の乏しい展開となりました。18日には内外の企業業績を巡る懸念の高まりや円高進行から大きく下落しましたが、世界的な株高や半導体市況の改善期待等から上昇に転じました。月末にかけては、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策の発表を控えて様子見姿勢が強まり、結局、日経平均株価の月末終値は21,521.53円(前月末比+245.61円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,565.14ポイント(前月末比+14.00ポイント)、JPX日経インデッ クス400の月末終値は13,921.46ポイント(前月末比+97.80ポイント)となりました。

業種別では、保険業、海運業、水産・農林業、金属製品、情報・通信業などが上昇しましたが、鉄鋼、証券、商品先物取引業、石油・石炭製品、パルプ・紙、非鉄金属などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+1.2%、TOPIXが+0.9%、JPX日経インデックス400が+0.7% となりました。その他指数については、東証2部指数が+2.1%、日経ジャスダック平均が+2.3%、東証マザーズが+1.2%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は10,407円となり、前月末比+212円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+2.08% となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+0.91%)を上回りました。

組入銘柄では、マツモトキヨシホールディングス(小売業)、メニコン(精密機器)、信越化学工業(化学)などが堅調に推移する一方で、カシオ計算機(電気機器)、アサヒグループホールディングス(食料品)、シュッピン(小売業)などが軟調に推移しました。

当月の主な売買としては、伊藤忠商事(卸売業)を新規に組み入れました。伊藤忠商事はグローバルに優良な投資案件を有し、安定的な収益性改善が期待されることと、人材の成長や働きやすさを後押しする企業風土が根付いていることを評価し、新規組み入れを行いました。

今後の見通しと運用方針

8月の国内株式市場は、横ばいで推移するとみています。

当月末にFRBによる利下げが発表されましたが、株式市場はすでに利下げを織り込んでおり、新たな好材料とはなりませんでした。一方で、米国企業の第2四半期決算では引き続き堅調な業績が確認されており、米国株式市場が大きく調整するリスクは小さいと考えています。

国内企業の第1四半期決算は、事前の想定通り外需企業を中心に総じて低調な業績発表が相次いでいます。米中貿易戦争によって中国経済の景況感が悪化しているため、関連性の高い国内企業については業績回復の確信度は高まらない状況が続くと考えています。このため、8月の国内株式市場は横ばいで推移するとみています。

当ファンドの状況ですが、当月は後半から内需関連株や小型株が強含んだため、当ファンドも堅調に推移しました。運用担当者の見解としては、国内株式市場は依然として企業業績は弱く、短いサイクルで物色対象が変わるような不安定な相場が続くとみています。一方で、長く調整してきた小型株の中には将来の業績期待と比べて過度に割安に放置されている銘柄も散見されており、当ファンドで保有する小型株においても、足もとの業績を慎重に確認しながら、再び保有ウェイトを引き上げていくことも検討しています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「社長」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、中長期的に日本株において良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

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