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基準価額 基準価額

2018年9月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は上昇しました。

米通商政策や新興国経済の先行き不透明感に加えて、国内の自然災害の悪影響が警戒され株価は下落して始まりました。しかし中旬以降は、良好な米経済指標や米株高を背景に株価は上昇基調となりました。月末にかけては、米中貿易摩擦に対する過度な懸念が和らぎ、約9ヵ月ぶりに113円台後半まで円安が進行したことを受けて日経平均株価の月末終値は24,120.04円(前月末比+1,254.89円)となり、2万4,000円台を回復しました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,817.25ポイント(前月末比+81.90ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は16,096.04ポイント(前月末比+763.87ポイント)となりました。

業種別では、鉱業、水産・農林業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品、医薬品などが大きく上昇しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が+5.5%、TOPIXが+4.7%、JPX日経インデックス400が+5.0%となりました。その他指数については、東証2部指数が+1.3%、日経ジャスダック平均が+0.2%、東証マザーズが+2.7%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は12,362円となり、前月末比+561円となりました。また、月間の基準価額騰落率は+4.75%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(+5.55%)を下回りました。

組入銘柄では、日揮(建設業)、朝日インテック(精密機器)、日産化学(化学)などが堅調に推移する一方で、スタートトゥデイ、シュッピン(いずれも小売業)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(情報・通信業)などが軟調に推移しました。

今後の見通しと運用方針

10月の国内株式市場は、小幅に上昇するとみています。

9月は米中間の貿易政策における駆け引きにおいて新たな悪材料が出ず、暴落していたトルコリラも下げ止まりを見せたことなどから、これまで出遅れ感の大きかった日本株市場は大きく上昇しました。

10月は引き続きこれらの流れが継続する他、国内においては安倍総理の自民党総裁選の三選が決まったことで、政権の安定化や新たな政策期待などにより、日本株市場は好材料に反応しやすい環境になってくると見ています。

また、これまでの日本株の上昇は大型株主導の展開でしたが、相場のセンチメント(市場心理)が改善していく中で、株価が調整していた中小型株などに資金が向かう展開も予想されます。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という3つの「見えない資産」と「社長」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。

げんせん投信組入
銘柄のご紹介

日産化学 証券コード:4021 業種:化学

日産化学は1887年(明治20年)に、消化酵素タカジアスターゼの発見者である高峰譲吉博士らによって、日本初の化学肥料製造会社として創業されました(当時の社名は東京人造肥料会社)。

現在の事業ポートフォリオはそこから大きく拡大し、半導体やディスプレイ向けの機能性材料、農業化学品、化学品等を手掛けていますが、創業以来の精神として、独自技術によって社会の要請に応えていくという信念が一貫して組織に根付いているように見受けられます。

そのことは当社の従業員構成比にもよく現れており、総合職スタッフ1,130名の約4割が研究部門に従事しています(2017年9月末・単体ベース)。これは当社が長い歴史の中で、研究開発型の企業としてのあるべき姿を突き詰めてきた結果だと思います。一般的に化学品メーカーや電子材料メーカーというと、外部環境の影響を受けて業績が大きく変動する傾向がありますが、当社のこれまでの実績を見ると、収益性を高めつつ安定的に成長し続けていることがわかります。

これはある分野が不調となっても、別の分野の新製品のヒットでカバーするということが続いているためであり、私は当社の研究開発の柔軟性と多様性が他社にはない競争力となって実績につながっていると考えています。

先日、当社の経営陣を訪問した際に、人材マネジメントについて詳しく取材させていただき、官僚的な企業文化を徹底的に排除する取り組みや、社内全体で研究をシェアする取り組みなど、様々な興味深い話を聞くことができました。

当社の研究開発員は営業担当者が顧客訪問をする際には原則同行し、顧客の声を直接聞くようにしているそうです。私の経験上、優れた製造業の企業は、このようにマーケティングと研究開発の距離が近いということが多いように思います。

営業部門と開発部門が情報を共有し、マーケティングと研究開発を同時並行で行うことで、ヒット率の高い新製品の開発が可能になり、不用な投資を最小限に抑えることにつながります。当社の高い投資収益率は、こうした取り組みが背景にあると考えています。

当社は今年の7月に半世紀ぶりに本社機能を移転し、日本橋の新オフィスに管理部門や営業部門を集約しました。新しいオフィスを見学させていただきましたが、営業部門は全席フリーアドレス(社員に固定した席を割り当てず、仕事の状況に応じて空席やオープンスペースを自由に使うオフィス形態)であったり、いつでも研究所とテレビ会議ができるシステムを導入するなど、コミュニケーションを重視する姿勢がオフィスにもよく現れていました。

当社は2030年に売上高3,000億円、営業利益500億円を達成するという長期計画を掲げています。現場レベルでは、次の時代のニーズを見越した124もの研究テーマが走っているそうです。私は、当社であれば、時代の変化に対応しながら新たな付加価値を創出し続けられると期待しており、長期的な目線で当社に注目していきたいと考えています。

ロゴマーク

※上記は日産化学のロゴマークです。日産化学より許諾を得たうえで掲載しています。

株価・営業利益の推移

出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間 株価(折れ線グラフ):2013年3月末~2018年9月末(月次)
営業利益(棒グラフ):2013年度~2017年度(年次)

※上記は、2018年9月末時点の組入銘柄の一つをご紹介するものです。特定の銘柄を推奨するものではなく、また今後の当該銘柄の組入れを保証するものではありません。

基準日:2018年9月末

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

【投資信託に関する留意点】

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドには為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • ご購入の際には必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

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