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基準価額 基準価額

2022年12月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は下落しました。

欧米の金融引き締めに伴う景気後退への警戒に加えて、20日に日銀が長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.25%程度からプラスマイナス0.5%程度に拡大したことを受けて、長期金利が上昇したことや円高が進行したことで日経平均株価は急落しました。結局、月末終値は26,094.50円(前月末比-1,874.49円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は1,891.71ポイント(前月末比-93.86ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は17,039.51ポイント(前月末比-859.75ポイント)となりました。

業種別では、銀行業、保険業、海運業、電気・ガス業、鉄鋼などが上昇しましたが、不動産業、輸送用機器、精密機器、電気機器、鉱業などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が-6.7%、TOPIXが-4.7%、JPX日経インデックス400が-4.8%となりました。その他指数については、東証プライムが-4.7%、東証スタンダードが-2.0%、東証グロースが-8.0%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は13,672円となり、前月末比-487円となりました。

基準価額騰落率は-3.44%となり、TOPIX(配当込み)騰落率(-4.57%)を上回りました。

組入銘柄では、T&Dホールディングス(保険業)、三井住友フィナンシャルグループ(銀行業)、三井住友トラスト・ホールディングス(銀行業)等がプラス寄与しましたが、日産化学(化学)、キーエンス(電気機器)、SCSK(情報・通信業)等がマイナスに働きました。

今後の見通しと運用方針

当月の国内株式市場は下落しました。前半は米国株の動きをにらみつつおおむね横ばい圏で推移していましたが、当月20日の日銀の金融政策決定会合において10年債利回りの変動許容幅を従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%へ拡大し、株式市場はこれを実質的な金利引き上げであると受け止め、大きくリスク回避の動きとなりました。また、為替も大きく円高方向に動いたこともあり、電気機器や精密機器など輸出加工セクターが売られた一方、国内金利の上昇の恩恵を受けやすい銀行業や保険業が上昇するなど、セクターごとの動きが顕著に異なる展開となりました。

当月はTOPIX先物の売り建てを行いませんでした。上述のように株式市場は日銀の金融政策の変更を受けてリスク回避的な動きとなったため、先物の売り建てを検討しました。しかし、当ファンドが金融株を保有しているため市場全体をアウトパフォームできていることや、日経平均株価指数先物を原資産とするオプション市場の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)が落ち着いたままであったため、リスク回避的な動きが短期間で終わる可能性があると判断し、先物の売り建てを行いませんでした。今後もマクロ環境やリスク資産全体の動向を注視しながら、売り建てが必要と判断した場合には、リスク管理の観点から速やかに売り建てを開始する予定です。

1月の国内株式市場は横ばいで推移するとみています。当月の大幅な下落によって株式市場はある程度の悲観的な見方を織り込んでおり、後半から本格化する第3四半期の決算発表の内容を注視する展開になるとみています。一方、近い将来に米国経済がリセッション(景気後退)に陥るという不安感や、日銀の金融政策が変更されるリスクが上昇していることなどから、積極的に投資家がリスク選好となる展開も想定しづらい状況であると考えています。このため、国内株式市場は狭い範囲で上下を繰り返し、横ばいで推移するとみています。

1月の運用方針としては、保有銘柄の投資シナリオを確認しつつ、大きなポートフォリオの変更は行わない予定です。当ファンドは大きく変化する相場環境に適応するかたちで、これまでに小型株や成長株のウェイトを削減してきており、小型株のウェイトはTOPIXに対して下回っています。ポートフォリオは景況感が悪化するシナリオにおいても、相対的に良好な業績を出せる銘柄が中心となっており、超過収益を獲得できる状態であると考えています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「経営トップ」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、日本株において中長期的に良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

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