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2021年10月の
運用報告

げんせん投信の毎月の運用状況をお伝えします。 国内株式の動きやファンドの状況、今後の見通しや運用方針をわかりやすくご説明するとともに、 組入銘柄の注目ポイントなどもご紹介しています。

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国内株式の動き

TOPIXの推移

当月の国内株式市場は下落しました。

月初は、米連邦政府の債務上限問題に加え、中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機、資源高に伴うインフレ懸念、テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)などを背景とした米長期金利上昇への警戒感、景気減速懸念の高まりなどから下落しました。その後は、米国債がデフォルト(債務不履行)するリスクが回避される見通しとなったことや欧州のエネルギー危機に対する懸念などが和らぎ、円安の進行や良好な米経済指標を好感し上昇しましたが、米長期金利の上昇や日本の政治情勢を巡る不透明感が重荷となり、結局、日経平均株価の月末終値は28,892.69円(前月末比-559.97円)となりました。

東証株価指数(TOPIX)の月末終値は2,001.18ポイント(前月末比-28.98ポイント)、JPX日経インデックス400の月末終値は18,029.06ポイント(前月末比-264.24ポイント)となりました。

業種別では、鉱業、非鉄金属、ガラス・土石製品、石油・石炭製品、その他金融業などが上昇しましたが、空運業、電気・ガス業、陸運業、小売業、ゴム製品などが下落しました。

主な株式指標の騰落率は、日経平均株価が-1.9%、TOPIXが-1.4%、JPX日経インデックス400が-1.4%となりました。その他指数については、東証2部指数が-1.3%、日経ジャスダック平均が-1.1%、東証マザーズが-1.8%となりました。

ファンドの状況

当月末の基準価額は15,448円となり、前月末比-193円となりました。また、月間の基準価額騰落率は-1.23%となり、TOPIX(配当込み)(参考指数)騰落率(-1.42%)を上回りました。

組入銘柄では、リクルートホールディングス(サービス業)、JMDC(情報・通信業)、信越化学工業(化学)などが堅調に推移する一方で、田岡化学工業(化学)、サイバーエージェント(サービス業)、カシオ計算機(電気機器)などが軟調に推移しました。

今後の見通しと運用方針

当月の国内株式市場は月初に割高な成長株への利益確定売りの動きがみられましたが、その後は方向感なく推移し、小幅に下落して終了しました。

当ファンドは保有する成長株への売り圧力が大きくなったことから、月初にTOPIXに対してやや出遅れる展開となりました。しかし月中から月末にかけて、信越化学工業やキーエンスなどの主力銘柄において良好な上期決算が発表されると持ち直し、TOPIXを小幅に上回って月を終えました。

11月の国内株式市場は横ばい圏で推移するとみています。衆院議員選挙も波乱のないかたちで通過し、今後は上期決算の内容を個別に評価する相場になると考えています。上期の企業業績は市場予想と比べておおむね想定内での着地になると予想していますが、足もとの中国経済の減速リスクや原材料高などの外部環境悪化を要因として、下期の見通しにおいては経営陣から慎重な見方が発せられるとみています。このため、11月の国内株式市場は引き続き方向感のない展開が続くと考えています。

11月の運用方針としては、精緻なリスクコントロールを行いつつ、大きな変更は行わない予定です。相場全体は方向感のない展開が続くと考えていますが、保有銘柄の第2四半期決算は堅調な実績が確認されると考えており、ポートフォリオは投資戦略に合致した状態が保たれていると判断しています。

当ファンドは企業の内的な競争力を探る独自のリサーチによって、日本株における数少ない成長企業を発掘し、安定的に基準価額を上昇させていくことを目指しています。コロナ禍によって事業環境が激変するなかで、環境の変化に素早く対応できる企業と、そうでない企業の差がより大きくなってきています。その差は今後の決算数値によって徐々に明らかとなっていくとみており、当ファンドが保有する銘柄群は、好調な業績によって企業価値を高めていくことができると考えています。

引き続き、株式市場の動向を取り巻く環境の変化はさまざまですが、当ファンドでは市場の方向性よりも個社ごとの収益性や、競争力の源泉である「GENSENスコア」の評価に重点をおいて銘柄を組み入れています。「GENSENスコア」は組織資産、人的資産、顧客資産という「見えない3つの資産」と「経営トップ」の評価で構成されたものであり、当社のリサーチチームとともにこれらの定性情報を点数化しています。

財務諸表や企業の成長ストーリーを正しく理解し、分析することはもちろん重要ですが、当ファンドではこの「GENSENスコア」を意思決定のプロセスに組み入れることで、将来予想の確信度を高めています。当ファンドの運用戦略を忠実に実行し続けることが、中長期的に日本株において良好なパフォーマンスを実現するための必須の条件であると考えています。

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

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